２０１１クリスマスメニュー

今月のカズコ・ロッシュ料理教室は、クリスマスメニューを展開しています。

前菜は、スモークサーモンとエンダイブとグレープフルーツのサラダ。

ヨーグルトとオリーブオイルに、ワサビとゆずの皮がアクセントとして効いたサラダです。

パスタは、ズッキーニとパプリカのゴルゴンゾーラソースのペンネ。

配色も、赤・白・緑とクリスマスカラーにこだわってみました。

そして、メインディッシュは、ノエル風豚肉のロースト。

付け合わせは、 オニオン入りバターライスです。

豚肉の塊を薄く広げ、パンチェタ・マッシュルーム・栗・プラム・オリーブの実・松の実・チーズを全体に敷き、のり巻きのようにくるくると巻いてタコ糸でしばります。

ニンニク、ローズマリーとオリーブオイルのソースを良くすりこんだら、オーブンで焼きあげ

ます。

ふだんは鶏肉のロ―ストが多いと思いますが、たまにはこんな豚肉のメインディッシュもいいものですよ！

オーブンから出したてのローストです。

こちらはカットしたところ。ジューシーです！

そして、お楽しみのデザートは、パネットーネとアイスクリームのマロンピューレでした。

しっとりとしたパネットーネを、華やかに飾り付けて。

今年のクリスマスは、嬉しい３連休。

みなさんも、ぜひ手作りのクリスマスディナーを楽しんでみてくださいね。

Casuko

もうすぐクリスマス

もうすぐクリスマスですね。

今年、日本には、信じられないほどの大変な出来事が起こりました。

今回、クリスマスツリーのデコレーションをするのにあたっては、いつもよりも真摯な気持ちで、飾りを枝に一つずつ付けていきながら、

「来年は皆さま全員に、嬉しく楽しいことがありますように」

と祈りを込めました。

毎年、我が家のクリスマスツリーは、根のある生木を買い求めているのですが、いつも長くもつことがありませんでした。しかし今年は去年の木が一年もち、元気なので、とても嬉しく思っています。

ツリーにはお星さまを飾って、バルコニーと部屋の中の新しいツリー、２つのクリスマスツリーを眺めて楽しんでいます。

皆さま、どうぞ素敵なクリスマスをお過ごしくださいませ。

Casuko

１２月の料理教室のテーブルは、「元気」をテーマに、エネルギーを感じる赤を基調にセッティングしました。

柿の食べ比べ

私は果物が大好きです。

毎年この季節になると、楽しみなのが柿です。

一日に３つは食べてしまうほど、はまっているのです。

硬めでコリコリした食感の柿。

やわらかで、熟したところをスプーンですくって食べる柿。

柿といっても、産地によって味わいはさまざま。

気候の暖かい九州・宮崎県から、京都、そして北陸・福井県の柿などを食べ比べてみました。

暖かい地方の柿は、洋風で甘いのですが、口当たりはさっぱりしていて、どことなく南国の味がします。

寒い気候の柿は 実がしまっています。粒子が細かくてなめらかな甘さです。

ぶどうやりんごなどと違って、あまり品種の違いを意識することのない柿ですが、やはり地方によってこんなにも味が違うことがわかりました。

そんな柿を、デザートとしていただくだけでなく、前菜、パスタ、メイン料理にと、いろんなアレンジで楽しんでいます。

柿の季節は短いもの。

ほっとする甘さに癒されながら、毎年の恵みに感謝しています。

この柿は、料理教室の生徒さんのご主人が趣味で作られた柿です。寒い気候の福井県でできた柿は、品の良い甘さ。毎日うれしくいただいています。

こちらは我が家のベランダで育っている観賞用の柿です。食べることはできませんが、２センチくらいの小さな実が毎年なってくれるのが楽しみです。

ミッドタウンのイルミネーション

みなさま、いかがお過ごしでしょうか。

久しぶりのブログ更新となりました。

これからはもう少しまめに近況報告させていただきますので、チェックをお願いいたしますね！

六本木ミッドタウンのイルミネーションは、毎年のお楽しみです。

毎年、テーマが異なり、ワクワクさせてくれます。

今年のイルミネーションも素晴らしく、時間があるとつい見に行ってしまいます。

いつまでも見ていたくなるほど、幻想的な風景が広がっています。

先日は、イルミネーションを眺めながら、友人と二人でちょっと早い忘年会をしました。

お寿司と、土瓶蒸しなど、丹波の松茸をつかったさまざまなお料理を、日本酒とともに・・・。

しばし時を忘れて、おしゃべりを楽しみました。

今年も、いろいろなことがありました。

こんな風に少しゆっくりと振り返る時間を過ごせたことを、うれしく感じています。

さあ、もうすぐ師走。

クリスマスに年末年始と、来客の増えるわが家は忙しくなります。

張り切って準備をしたいと思います！

私蔵コレクション

みなさん、こんにちは。

暑い日が続きますが、お元気でいらっしゃいますか。

現在、発売中の「家庭画報」８月号では、

「美術品から日用の食器、動物モチーフの小物まで　愛すべき私蔵コレクション」

という特集が掲載されています。

このなかで、カズコ・ロッシュの私蔵コレクションも公開させていただくことになりました。

機会がございましたら、ぜひ書店等でご覧いただければ幸いです。

私のモチーフといえば、虎。

自身が生み出す作品も、コレクションも、虎にこだわり続けてきました。

しなやかで、美しい虎からは、いつも大きなエネルギーを受け取っています。

そしてこちらは、愛猫のアレクス。

虎柄のアレクスは、ちょっと臆病な甘えん坊。我が家のアイドルです。

我が家を守ってくれる動物たちから活力を得つつ、この暑い夏を乗り切ろうと思います。

２１６人分のバナナケーキ

震災から、早３か月。

少しずつ復興に向かいつつあるとはいえ、被災地の状況は、まだまだ厳しいようで、心が痛みます。

先日、私が参加している横須賀のボランティアチームが、また現地（岩手県大槌町）へ赴くことになりました。

当日は料理教室があり、今回は同行ができなかったため、バナナケーキを作ってチームに託しました。

バナナを１００本ほど使い、１４台のケーキを焼きました。

切り分けて、２１６人分になりました。

炊き出しを終えて戻ったボランティアチームに、ケーキはみなさんに喜んでいただけたと報告を受けました。

一日も早く、一人でも多くの被災者のみなさまに笑顔を取り戻していただけるよう、お祈りしております。

石巻市へ炊き出しに行ってきました

このたび、東日本大震災の被害に遭われた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。






先月、石巻市へ炊き出しのボランティアに行ってきました。

場所は、一帯で被害の大きかった、渡波小学校の校庭です。




メニューは、パンチェッタのいっぱい入ったトマトソースのスパゲッティと、リゾット、５種類の野菜のサラダ。
バナナケーキとチョコレートケーキも持参しました。

約８００人の方々に召し上がっていただくことができました。

炊き出しがなければ、まだ食事は配給の菓子パンとおにぎり、牛乳だけだったそうです。

「久しぶりにこんなおいしいパスタ（洋食）を食べました」と喜んでいただきました。

これからも、できるかぎり、みなさんにおいしい料理を召し上がっていただけるように、毎月伺いたいと考えています。